2008/06/20

索引

学術書の場合、だいたい事項索引については執筆者にマーキングしてもらい、それを編集部のほうで拾っていき、人名索引は、機械的に拾っていく、というケースが多い。
indesignには索引機能があるので、重宝してる。校正の結果のページズレも、反映してくれるからだ。ただ、索引を拾った部分を、出力紙では視認できないので、索引個所にアミカケ、というスクリプトを作って対応している(アミカケというより、アンダーラインの設定をいじったアミカケ風)。

さて、厄介なのは人名索引である。本文に出てくる人名というのは、だいたい引用文献で言及されるケース。その場合は、イニシャルは省略されていて、索引ページでは、そのイニシャルは補完されていなければならない。つまり、人名を拾う際に、文献リストと照合して、イニシャルを補完していく必要がある。

章末に、文献リストが記載するケースの場合は、それほど苦ではないのだが(せいぜい、多くても2ページほどである)、が巻末に文献リスト、ということになると、下手すると10ページ以上にわたるリストとの照合作業をする必要がある。
これが面倒。非常に面倒。やりたくない作業の一つである(一番やりたくないのは、責了前の索引チェックだが)。

本文での人名記述のパターンとして
Piagetは、思考発達段階説を唱えた。
・・・・・・ということになる(Lazarus & Folkman, 1984)。
というものがあるのだが、どうやるのが効率的なものか・・・・・・。

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